私には絵の才能がないから、文字の才能がないからと、しり込みする人でも勇気を出して一枚体験すると自分らしい絵や文字が表現でき私にでもかけるんだという自信がつき、かくことが楽しくなってきます。 

 Moji文字の会というタイトルをつけたのには、書はこうかくべき、絵はこうかくべきと言う決まりごとに縛られず自分らしくかく、心を込めて集中してかくことで人の心を打つのです。
絵は実物を良く見て集中してかき、彩色は手早くかき、文字はあまり崩さずに楷書に近い書体で、誰にでも読め、そして読んだ人が絵のように景色を感じる文字を表現できたら良いと思います。
絵は「ヘタでいい ヘタがいい」と絵手紙の師匠である小池邦夫先生の言葉のひとつですが、文字も同じです。
飾らない普通にみえる文字こそがその人なのです。